わたつみ友の会

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第83回精神文化講演会開催のご案内

NPO法人わたつみ友の会では、来る、平成20年4月20日(日)に、第83回精神文化講演会の開催に向けて 準備を進めて来ておりますが、このほど講師の先生方と演題が決まりましたので、ご案内申し上げます。 多くの方々の是非のご来聴を心からお待ち申し上げております。

悠久の時を越えて言葉に宿る民族の叡智と、純粋な日本の心の真髄を究明する と共に、人の心を限りなく豊かにする音楽芸術(歌)の魅力を探求する !!

本会が四十周年を迎えた記念すべき年の今回の講演会は、現代日本の言葉の乱れは、精神の乱れに繋がり、社会の混乱に繋がる大きな原因の一つと考え、日本人の精神を、その奥底で支えている日本の叡智、民族生え 抜きの神道思想の真髄を大和言葉に探ると共に、現代人の荒んだ心を、限りなく豊かで平和にする音楽芸術の 持つ力の本質と、その魅力を究明する試みです。

更に、日本人は宗教とか哲学をこと挙げせず、日常生活の中にその本質を活かし、習慣化してまいりました。 そうした考え方を優雅に、大らかに表現してきたものが(日本語)大和言葉である。日本人は無意識のうちに神道の 世界に生きているとして、國學院大學教授 茂木貞純先生には 「大和言葉に生きる日本の心」 と題して講演 戴きます。現代実存哲学の巨人の一人、マルティン・ハイデッカーは、「言葉は存在の家なり」という有名な言葉を残している。正に言葉には存在、即ち真理、その民族を支える最も本質的な偉力を宿しているということである。日本には古くから「言霊の思想」といものがあり、愛の言葉は人を幸せにし、憎しみの言葉は人を不幸にするという、言葉に人の運命を左右する偉力があるとして、言葉を大切にしてきた伝統があります。日本の本当の素晴らしさを発見しようではありませんか !!

次に、ソプラノ歌手、桐朋学園大学特任教授 中丸三千繪先生には 「オペラ人生で学んだ諦めぬということ」と題して講演を戴きます。先生は、皆様良くご存知の世界的ソプラノ歌手です。今回は、世界中を飛び回り、多くの人々に感動と安らぎを与えておられる極めて多忙の中、特別にお話しを戴き ます。歌(音楽芸術)をこよなく愛し、その音楽に対する姿勢、その人生の歩みの中で学んだことをお話し戴きます。「音楽は単なる快楽にあらず、善美の正しい模倣である」という言葉があるが、音楽が学問の王といわれる哲学の上に君臨する所以は、主義や思想を超えて、限りなく人の心を浄化し、感動の中に人の心を豊かで、平和にしてくれる力を持っているからである。現代社会の極めて激しい変化と複雑化は、少なからず人々に深刻な緊張を強いる結果となり、心に余裕が無くなり、人間関係においても軋轢を益している。そうした状況の中、音楽は益々その存在感を益しています。歌の演奏とは違い、どんなお話しが窺えるか今から楽しみです。

演題 :「大和言葉に生きる日本の心」
講師 : 國學院大學教授 古宮神社宮司 茂木貞純 先生

演題 : 「オペラ人生で学んだ諦めぬということ」
講師 : 桐朋学園大学特任教授 ソプラノ歌手 中丸三千繪先生

日時 : 平成19年4月22日(日) 午後1時~4時30分まで(12時30分開場)
会場 : 日本都市センター5階大会議室(オリオン)   電話 03 (3265) 8211
東京都千代田区平河町2-4-1(地下鉄麹町・永田町・赤坂見附下車)
聴講料 : @1,000円 (チケットのお求めは下記にご連絡願います。)
お問合せ : 電話 0294 (21) 7070 (日立)  03 (3833) 9233(東京)

E-Mail: watatsumi@net1.jway.ne.jp
URL: http://www.watatsumitomonokai.org

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