講演会
第97回精神文化講演会開催のご案内
NPO法人わたつみ友の会では、来る令和4年4月17日(日)に、第97回精神文化講演会の開催に向けて準備を進めて参りましたが、このほど講師の先生と演題が決まりましたのでご案内申し上げます。昨年同様聴講者の皆様が安心して臨めますよう、コロナ禍に対して、万全のリスク回避策を講じる所存です。
今回は、日本の歴史と伝統を踏まえて、誇りある新しい国家の像を提示すると共に、人間活動と自然との調和を実現し、真に持続可能な世界の在り方を考える、その本質に迫る講演プログラムを用意しておりますので、多くの方々のご来場を心からお待ち申し上げております。
第97回精神文化講演会講師決定!!
講演会によせて!!
人類は産業革命以来この200年足らずのうちに、高度に発達した物質文明と、その利便性を手に入れましたが、それが今や地球環境に深刻な影響を与えています。その結果、地球の歴史上6度目の生物大絶滅の時代が嘗てない速度で到来していると警告がなされ、そして、今般の新型コロナウイルスの世界的感染拡大もその現れの一つといわれているのです。
こうした情況に鑑み、人類は、自然界と共に生きる社会、国家、世界の建設に向けて動き始めています。その為には、私達一人一人が、従来の唯物的な思考と人間中心の生き方を変革して、生きとし生けるものを慈しみ、共に生きる心を取り戻さなければならなのです。
日本人は、古来より万象に想いを馳せ、万物に生命が宿るとして自然界との調和を大切に、簡素且つ清潔な暮らしを営んできました。今こそ、真に持続可能な考え方、この世界に誇るべき伝統的日本の叡智を活用する時が訪れていると思えてなりません。
そこで本講演では、先崎先生には、日本の歴史と伝統を踏まえて、国家と個人の関係性など、新時代に相応しい誇りある国家の像について提言をいただきます。
五箇先生には、際限のない人間活動による生態系の破壊など、直面する地球環境の問題に対して、それを持続可能なものとするための提言をいただきます。
この講演会が日本国の安寧を願いつつ、「国家とは何か」「自然界との調和」を考える一助となることを、また皆様方の人生をより豊かで充実したものにする為の糧となることを心から希望するものです。
演題 : 「令和日本のデザイン」 ― 国家の尊厳をめぐって ―
講師 : 日本大学 危機管理学部教授
先崎 彰容 先生
演題 :「コロナ禍から学ぶ社会変容の重要性」― 生物多様性の観点から ―
講師 : 国立環境研究所 生態リスク評価・対策研究室室長
五箇 公一 先生
日時: 令和4年4月17日(日) 午後1時~4時30分まで(12時30分開場)
会場: 日本都市センター6階601大会議室 電話 03 (3265) 8211
東京都千代田区平河町2-4-1(地下鉄麹町・永田町・赤坂見附下車)
聴講料: @1,000円 (チケットのお求めは下記にご連絡願います。)
お問合せ: 電話 0294 (88) 2016 (日立) 03 (3833) 9230(東京)
E-Mail: watatsumi@net1.jway.ne.jp
URL:http://www.watatsumitomonokai.org/ , http://www.seg.npo-watatsumi.jp/